民謡は心のふれあい
ちょっとイイ話


佐々木基晴プロフィール

民謡とはこんな形の唄です。即ち心を育てる唄でもあります。
民謡は私達の遠い祖先達が助け合い、ふれあいながら共に唄って来た心の通う唄であり
ます。即ち言葉にメロディーが付いたものとも言われます。
メロディは大体5音階で唄われてますが中には3音階や7音階で唄われるメロディもありま
す。内容も喜びの唄や楽しい唄が主としてあります。メロディもジャズやポップスのように
派手やかなメロディではありませんが聞く人の心に打つものがあります。それを民謡では
情緒ある心の唄と申します。それに民謡を唄う人達は仲良しが多く最近は再び子供達に
民謡を唄って頂く時代となりました。民謡を唄える子供は心が豊かだと言われます。
貴方も気楽に民謡を唄ってみませんか。きっと楽しくなります。
『やん衆』について

『やん衆』とは『やどい』(雇い)のことを言うんだけど私の家は漁師だから、『やん衆』なん
て言われたら祖父が怒ったよ。『おらぁヤン衆でねえオラ、やどいだぁ、オラ、やどいに行っ
たんだ。』
やん衆って言うのは地方の人が悪く言う言葉でアイヌ語で『や』・『やうん』って言うのは網
を使う連中の事です。
アイヌの人は倭人を嫌ったんです。なぜ嫌ったかと言えば、倭人が来ればアイヌのメノコ
を強姦したんです。しかも平気で。アイヌは昔から女性のすごい崇拝者で族長と言えども
女性から生まれる、だから、自分たちは女性をすごく大事にしているのに倭人が来て女性
を強姦にする。それが問題になって『コシャマインの戦い』が起きたんです。
アイヌ人と倭人が戦った時代もあった。それ程、アイヌ人は倭人を嫌った。
言葉が『やうん』なんですね。『やうん→やうんしゅう・ヤン衆』網を使う連中矢を使う連中を
嫌った。だから、倭人は昭和29年頃までは『ヤン衆』って呼ばれたら『おらぁヤン衆でねえ』
って怒った。

民謡は『心の唄』
孫に聞かせてあげて。立派な歴史だよ。昔は芋とかぼちゃばっかし食べ死にものぐるいで
働いたもんだよ。だけど今はどうだ。
国の為、親の為、こういう想いで頑張ったもんだ。
家族の為と言うのはあるかもしれないが残念だな。世界と比べると今の日本人はピリッと
していない。ピリピリしながら生きなきゃ駄目だよ。
あと親を大事にしなければ駄目だよ。
口を開けば『クソ親父』・『バカ親父』と、こんなの駄目だよ。幸せになれない。
民謡日本一の人は全国に沢山居るが日本一になったからと言って威張る人は居ないよ。
また次に挑戦しょうと頑張る。そんなものだよ。


佐々木基晴のお話を直に聞きたい人は

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